・・思いの続きは、・・人生のサイクル「起承転結」の「結」の始まりは「65歳定年退職からすぐに始まる」と考えるところからです。

初回 掲載日は2016年7月です。

2020年4月までに数回改訂しています。

 

 

 

当事務所は 私も実はその一人ですが、「65歳以上の高齢者が2076年現在4人に一人であること、そして2030年には3人に一人の超高齢社会が目の前に迫っている事実」を、重く受け止めております。

 

 「定年退職後は年金と退職金でゆっくりと長男(娘)夫婦と孫に囲まれ好きなことで余生を過ごしたい。たまには夫婦で海外旅行」との漠然とした希望は、物価スライドで安定的に増えてゆく年金と大きな退職金の運用益を基礎としていました。

 

しかしこの基礎は危機に瀕しています。長寿化による年金受給者数の増加と医療費の増大は福祉予算を膨張させ、それをまかなうために政府借金(国債残高)は1000兆円の大台に乗ってしまいました。加えて、「総人口(特に若年層)の減少と生産の海外移転」は国内経済の長期の停滞をもたらしました。結果としてこの二つは「増税」と「デフレ(国内需要不足)」をもたらし高齢者の希望の基礎を直撃するのみならず、日本の発展を阻害しています。

 

 

年金抑制策により年金が減額されてゆき、財政赤字の穴埋めに各種税金は増税され、銀行に預けた退職金は金利がつかない、という定年退職年金生活者にとっては非常に厳しい環境となっています。

 

そこで、現在の高齢者は昭和初期生まれの親とは違って、「自分の財産の運用あるいは処分に関し正確で広範な知識を持つべし」と考えます。

 

 

それでは「正確で広範な知識」はどこでどのように得るのでしょうか?

 

ここに、世にいう「情報格差」があると私は見ます。「情報(網)・時間・お金」がある人は必要な知識を人脈を通じ専門家から得て、争族を防ぎ、節税をし、家を守ります。そうでない人は不正確な情報で、権利主張に傾き、争族を起こし、家を壊す危険があります。 

  

 

当事務所はこの「情報格差」を小さくするため、当事務所(JR東鷲宮駅西口「百観音温泉」はす向かい)で

①毎月1回「無料セミナー(勉強会)」を開いております。⇒現在は完全予約制の有料となっています。

 

どなた様でも今後相続の当事者(相続人・被相続人)に必ずいつかなるわけです。

 

その時に「知っておいてよかった」と思われる基礎的な仕組みを相続無料セミナーとして昨年6月から5回に分けてお話してきました。その後も引き続き毎月身近なテーマで第一日曜日午後1時から約一時間、講演しており、その予定とテーマはホームページで公開しております

 

 そして現在は事務所開始のセミナーに加えて、事務所にお越しになられない方々に対して

 「出張セミナー」を実施しています。一人で相談するのはちっと? とは言え赤の他人が傍にいては質問もしずらいし・・、というような方々のために「1か月に一度だけ予約により出張無料(⇒現在は有料となっています)セミナーを実施しています。 テーマはお聞きになりたい内容をはじめに打ち合わせたうえで、決めております。(過去のセミナーテーマはホームページの中で公開しております) 

 

更に昨秋のお盆からは

 「~だけセミナー(勉強会)」と称し月に一回だけご希望により実施します。(終了いたしました)  

その心は「セミナー(勉強会)後の質問はどうしても個人的なものなので、あまり他人のいる前では聞きずらい」という声があったからです。 気軽に気の合う仲間たちだけで、 家族だけで、親戚だけで、・・どうぞご利用ください。(ご予約は電話、メイル、ファックスでお願いします。)

④「遺言書き方教室」を一昨年9月から始めています。相続に関する法律の構成と実際の遺言の書き方を実践します。理屈だけでは不十分と考えるからです。また、遺言書は人生設計の一部に過ぎないという観点から、当教室では「相続設計」としてその他の重要な「自分を守る仕組み」を合わせてご紹介しています。(終了いたしました)

 

さて、我々を取り巻いている空気(環境)は海の水と同じで、米国やアジア、欧州へと続いています。英国のEU離脱のような自分の日曜菜園(相続財産)とはつながりがないと思われる地域の出来事によっても、日経平均が2~3日で1000円も上下するように、非常に緊密につながっています。

その後、トランプ大統領の登場、2017年3月から始まる、オランダ、フランス、ドイツと続く国政選挙における大衆迎合主義政党の登場・・不確定性はすぐ隣にあるといっても過言ではないでしょう。それに備えるには「知識武装」です。これは相続だけの話ではありません。しかし誰にでも起きる相続関連の知識は外せません。

 

埼玉県久喜市の田舎の小さな事務所をopenしたところではありますが、皆様と手を携えて高齢者の生活と高齢者の尊厳が守れるようサービスを展開してゆきたいと考えます。  

 

どうぞ気軽にお声がけいただき、お立ち寄りいただき、エネルギーをいただきたく、ご支援をお願いいたします。

 

お茶を一服お楽しみください。

 

小川正志行政書士事務所

特定行政書士 小川正志

 

平成28年7月17日

8月4日 追記

9月13日 一部更新

9月29日 一部更新

2017年3月一部更新

2018年 1月一部更新

2020年4月一部更新

 

 


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